[メダカ]飼育は、5段階の飼育時期とその方法を会得することが大切です。
まず一段階は、産卵させたい親魚(種魚ともいいます)を選抜します。
第2段階は、産卵です。
第3段階は、孵化です。
第4段階は、大小の選別をしての飼育です(選別しないと、大きなメダカが小さなメダカを、共食いしてしまうことがあります。
第5段階は、成魚(大人のメダカ)の飼育です。
本来はこの5段階ごとに、飼育容器が必要になります。
ですが、そんなに容器の設置スペースがないなどのこともありますので、
まず、産卵した卵を親魚に食べられないように、回避飼育する容器(10㎜まで飼育)と、
10㎜以上になって、成魚たちと共に暮らすことができるサイズ(10㎜以上になれば食べられる危険性は少ない)になったら入れる飼育容器が必要になります。
種魚を選抜せず、成魚がいる容器に産卵用のホテイアオイや、メダカ産卵用のコロ玉などを入れておけば自然界の世界では、一般に、早ければ4月中旬、5月初旬には産卵します。
ワンポイント
メダカの名前の由来は、目が顔の高い所にあるため目高と呼ばれ、江戸付近から各地に広まったといわれています。
日本の各地では、メダカの呼び名が数多くありますが、そんな日本めだかの原種は2種類(※)です。
日本メダカは、1823年シーボルトによって世界的に紹介されたといわています。
※日本産はOryzias latipes1種であると考えられていたが、2011年12月に青森県から兵庫県の日本海側に生息する「北日本集団」が別種(Oryzias sakaizumii)として記載され、日本産は2種類ということになった。そして2013年にOryzias sakaizumiiをキタノメダカ、Oryzias latipesをミナミメダカと呼称することが提案された。両種を総称してニホンメダカと呼ぶことがある。 引用: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
最初の品種は、ヒメダカ
今日では非常に多くの品種が知られ、観賞魚としての確固たる地位を確立したメダカ。その中でも最も古くから知られる最初の改良品種がヒメダカです。
18世紀、この頃からメダカ観賞が始まっていったといわれています。
その頃の多くの人々は、鉢の中に砂利を敷き、メダカを観賞していたそうです。この頃は、ニホンメダカ飼育が主流となっていたそうです。
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